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オープン外構のメリット・デメリットについて⑤

2019/08/09

マイホームを建設する際には、家の内部の間取りや設備などに目が行きがちです。

もちろん家族が快適に生活するためには屋内を充実させる必要がありますが、同時にエクステリアの設置についても考えなければなりません。

内装だけをしっかりと作ってエクステリアを作らないというわけにはいきませんし、外構は近所の方々や来客者が真っ先に見る場所になるためきれいに設置して置くに越したことはありません。

今回も前回に引き続き、外構についてご紹介いたします。

 

セミオープン外構(セミクローズ外構)もおすすめ

オープン外構のメリットとデメリットをご紹介してきましたが、オープン外構とクローズ外構の中間に位置するセミオープン外構もおすすめとなっています。

特に、オープン外構の雰囲気は好きだがプライバシー保護などをしっかりしたいという方には向いています。

 

セミオープン外構とは?

オープン外構が道路に対して完全に開かれたエクステリアなのに対して、クローズ外構は周囲をシャットアウトしたデザインのエクステリアとなります。

一方のセミオープン外構とは、一部に塀を設けたりして、オープンな部分とクローズの部分を作るエクステリアのことです。

完全にオープンにするとどうしても外部からの視線が気になって生活しにくいというような場合は、一部を壁などで遮ることによってプライバシーを保つことが可能となります。

しかし、完全にクローズというわけではありませんので、オープン外構の解放感も維持することができます

中途半端なエクステリアと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、最近はオープン外構と並んで人気の高いタイプのエクステリアとなっています。

 

オープン外構からセミオープン外構へ

もともとオープン外構だったけど、プライバシーのことも考えてセミオープン外構にリフォームしたい、という方はたくさんいらっしゃいます。

敷地面積いっぱいまで家屋を建てている場合は、新たにエクステリアを付けるのが難しいですが、庭にある程度のスペースがあるのであれば、オープン外構からセミオープン外構へのリフォームは可能です。

ただし、オープン外構の時には広いと思っていた土地に塀を取り付けるといきなり圧迫感を覚えるケースも多いですので注意するようにしてください。

実際の塀がそこにないと想像しにくいかもしれませんが、取り付けて狭くなったからやっぱり撤去したいと後悔する方もいらっしゃるのは事実です。そのため、壁の高さや幅などを少しずつ調節しながら、できあがりをイメージつつ計画を練っていく必要があります。

 

オープン外構のメリットやデメリットについてご紹介したようにメリットはたくさんありますが、デメリットも多いです。

絶対にプライバシーをしっかりと保ちたいという方には向いていない外構ですが、開放的な空間が好きな方にはぴったりのエクステリアといえます。

予算に限りがあるという方は、まずはオープン外構を設置して、徐々にクローズ外構に近づけていくという方法もおすすめです。

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