外構工事のプランニングのポイントとは

住むための家作りで持てる力をすべて使い果たしたという方も多いでしょう。

もちろんそれでも良いですが、

いつまでも家だけがある状態だと見た目がイマイチだし何より防犯面で危険です。

できれば家のプランニング段階で外構工事についても合わせて検討することをおすすめします。

家と外構工事のプランニングは同時に進めるのが良い

家と外構工事のプランニング、同時に進めるのが良いのは外構こそが我が家の顔となるからです。

せっかく新築お祝いに来てくれた人たちに完璧な姿を見ていただきたいものです。

建物の外観なども合わせてバランスを考えることが重要、

それにどういった暮らし方をしたいかといった施主の希望は

外構工事にも家作りにもどちらにも関係してくるわけです。

明確なコンセプトがあればこそ、素敵なおうちはできるでしょう。

家作りと外構工事を前に、まずは目的・優先順位を決めるところから出発しましょう。

特に外構工事だと、プライバシーや防犯性も大事ですが

せっかくお庭があるなら家庭菜園とかガーデニングのできる環境をと夢見ている方もいます。

それだとその為の空間を確保するとともに、

勝手口からすぐにお風呂場に直行できるなら泥汚れでリビングを悩ますようなことはないわけです。

お庭を植物で溢れさせたいという方がいる一方で、

出来る限り草取り回数の少ないお手入れの楽な家を希望する方もいます。

外構工事に求める希望は千差万別、それをきちんと受け止めましょう。

植栽を置くならそれが外部からの視線を遮ってくれる一方で、

侵入されたら泥棒を隠す目隠しとなってしまうわけです。

プライバシーは守るけれど開放的な家、

死角は出来るけれどある程度は見通しも確保されていてと、

矛盾する願いを受け入れなければなりません。

お部屋の窓がどこにあるかでも外構工事のやり方は違ってくるもの、

プランニング段階で、キッチリ詰めるようにしてください。

家を建てる際に、２人の子どもがそれぞれに子供部屋として将来的には使用できるようにと

天井にレールを張ったりする方もいるかもしれません。

今現在だけでなく、将来も考えてのプランニングも必要です。

子どもが大きくなってそれぞれが免許を取ると車の台数も増えます。

あらかじめ考えておくとスムーズで、その時にかかる費用がすくなくて済むのです。

年数を経ると劣化もしてくる、

現在の見た目の良さだけでなくメンテナンスがどれくらい後に

費用はどの程度で必要となってくるかなども視野に入れましょう。