TOP / 新着情報 / フェンス工事の基礎にブロックを使うメリットについて
敷地の境界などに使うフェンス工事をする時には、
フェンスを取り付けるための基礎が必要です。
フェンス工事の基礎にはブロック、鉄筋コンクリート、基礎石などの種類がありますが、
ここではブロックを使ったフェンス工事のメリットについてお伝えします。
コンクリートブロックのことを指しています。
コンクリートを成形して作られたものの総称です。
一般的にフェンス工事に使われるコンクリートブロックは、
幅が400ミリ、高さが200ミリ、奥行きが100ミリ、
120ミリ、150ミリと大きさが決まっています。
その他に、軽量ブロックと重量ブロックに分かれていますが、
フェンス工事の基礎には重量ブロックが多く使われています。
コンクリート基礎や基礎石の場合と異なり、色やデザインが多くあるので、
外構工事をデザインする時にも使いやすいものです。
ブロック工事は、ブロックの間には縦横に鉄筋を入れて強度を出していきますが、
1日に積み上げて良い段数が決まっています。
高さが1.2メートル以上になった場合に控え壁(控柱)を設けなくてはなりません。
控え壁には塀が風や地震で倒れないようにするもので、
塀高さが1.2mを超えるときは、長さ3.4m以内ごとに基礎と塀と一緒につくる必要があります。
フェンス工事の基礎にブロックを使うメリットは、工期が短くすむことです。
コンクリート基礎の場合、型枠を組んだり、
コンクリート打設時にフェンスの柱を立てる位置に穴を開けておかなくてはなりません。
しかしブロック工事の場合は、大きさが決まっていて穴も空いているので、
穴を開ける作業がなくてすみます。
基礎石で工事する場合には、一箇所毎に高さを調整する必要がありますが、
ブロック工事の場合は、設置面を平にしてから工事を行うので段数によって高さが出しやすくなり、
フェンス工事の工期も短くてすみます。
決められたサイズのものを積み上げていくブロック工事は、
倒壊の危険が無いように建築基準法によって細かく仕様が決められています。
地震の多い日本では、安全のためにも
しっかりと建築コンクリートブロック工事士などの資格を持った人がいる会社に依頼すると安心です。
ブロックは扱いやすい反面、
しっかりとした知識と技術で施工しないと耐震性に不安が残ってしまいます。
高さが低いから大丈夫ということではなく、
建築コンクリート工事士のいる会社に依頼することをおすすめします。
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