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下水道工事の費用相場を徹底解説!➀

2020/11/13

 

この記事では、下水道工事にかかる費用相場や業者選びのポイント、

下水工事の手順や安く済むケースなどを中心に紹介していきます。

浄化槽と下水道ではどちらが良いか、下水道の引き込み費用はいくらか、

汲み取り式トイレからから水洗トイレへのリフォーム工事はどれくらいの費用と期間かなど、

下水道工事で浄化槽の設置や撤去、トイレのリフォーム、

新築の下水引き込み工事などケース別の費用を詳しく解説します。

 

 

下水工事とは

下水道は、キッチンや水洗トイレ、お風呂など家庭から出る排水はもちろん、

工場などから出る産業排水を排水管から公共下水道管へ流し、

排水処理場できれいな水に浄化し河川に放流しています。

新築を建てた際や中古住宅の増改築を行った際には下水工事が必要になります。

下水工事で代表的なものといえば、汲み取り式トイレの水洗化や浄化槽から公共下水道への切り替え時、

家庭の生活排水を公共下水道管に繋ぐ必要が発生した時、

公共の下水道が通っていない地域の浄化槽設置などがあります。

しかし、浄化槽が設置されている家庭でも、下水道法に基づき地域で下水道が整備され

供用開始になってから3年以内の下水管接続が義務付けられています。

汲取り式トイレは水洗式トイレに改造、浄化槽を利用している家庭も

直接下水道への切替をしなければならないので注意しましょう。

 

 

浄化槽と下水道はどちらが良い?

新築や建売住宅を購入した時、浄化槽と下水道への接続はどちらのほうが良いのか迷うこともあると思います。

特に気になるのは、費用面や衛生面、使い勝手の部分でどちらのほうがおすすめなのかといった点でしょう。

 

 

浄化槽と下水道の費用はどちらがお得?

まず、費用の面ですが、浄化槽には維持費(清掃代など)と消耗品費(ポンプやろ材など)があります。

一方、下水道にも家庭によって異なる公共の水道料金、下水の接続工事費用などがかかります。

もし、半永久的に浄化槽のままということであれば、費用に大きな差はないかもしれません。

しかし、浄化槽を設置したあとで下水道の整備が完了し共用出来るようになれば、

義務として下水道への切り替えが必要になります。

浄化槽の撤去費用のほか、浄化槽の汚水と雨水の配管が分けられていなければ

分離費用もかかるので、工事費用がかさむ可能性が高いです。

下水が整備されていなければ浄化槽の設置は必須ですが、その地域の下水が今後どのようになるか

(自治体によって水道代より浄化槽の維持費のほうが安いなど)をしっかりチェックしておかないと、

二重に費用がかかる場合があるので注意しましょう。

 

 

臭いや害虫は?

続いて衛生面です。

浄化槽の場合は、年に12回程度は浄化槽内の汚水を汲み取る機会があり、

近隣も浄化槽で統一されていることから全体的に浄化槽の周辺が臭うことがあります。

不衛生ということはなく、臭さが耐えきれないほどでもありませんが、頭に留めておきたいポイントです。

下水は下水管が配備されるので、下水管を伝って害虫が室内に侵入しやすい構造になっています。

もちろん、害虫対策をしっかり行えば被害を防ぐことは出来ますので、これだけで下水への接続を躊躇うことはありません。

 

 

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