エクステリア・外構工事 新築時に施工しておきたいカーポート

新築時には、エクステリア・外構工事に手を抜きがちです。建物本体価格や内装工事に費用がかかるためですが、後々、コストをかけないために必要最低限の施工は計画しましょう。

ここでは、リフォームでは費用がかかりやすい外構工事「カーポート」についてご紹介していきます。

カーポートの価格・費用

カーポートの材質やグレードにもよりますが、相場は25〜45万円程度です。外構工事費をふくめると30〜50万ほどかかると見ておきましょう。

なお、カーポートは取り替えたり新調しにくいものです。外構工事を計画する場合には、ある程度グレードの高い物を選ぶように。

しかも、先に説明したように土間コンクリートで舗装する外構工事を先に済ませている場合、カーポートの柱を建てるために一部に穴を開ける施工が必要になります。後々設置を考えるより、出費を押さえたいなら新築時に設置することを検討しましょう。

外構工事の注意点

ここからは外構工事の注意点をご紹介します。カーポートがあると、雨に濡れることなく車で出かけることができます。玄関まで距離がある場合にも最適です。新車に汚れを付けたくないという方も、「屋根付き」カーポートを設置することで汚れにくくなります。

しかし、ほかの設備との位置関係に気を付けて外構工事をしましょう。日陰ができたり、カーポートの柱や屋根が邪魔になることも。

また、車の台数もポイントです。幅は十分に確保されているのかも考慮すると良いです。将来的に2台になったり、軽自動車から普通車へと大きくなった場合、車幅がカーポートの幅に対して余裕がなくなることもあります。

これはガレージを設置予定の場合も同じで、余裕の幅を持たせておきましょう。さらに、門柱・門扉・フェンスなどのデザインも考慮します。設置するカーポートが、ほかのエクステリア用品やデザインにマッチしているどうかも確認しましょう。

色合いや風合い、構造も含めて住宅全体のデザインを確認することは重要です。ガーデンテラスなど、エクステリアデザインが決まっているなら、そこに合わせてデザイン素材を選ぶようにしましょう。

おわりに

外構工事はリフォームも可能です。しかし、費用をかけたくないなら新築時に施工するほうが良いでしょう。カーポートは紫外線や雨風による影響も受けやすいため、強度のあるグレードも考慮するとなお良いでしょう。注意点を踏まえて、相談してみてください。