まずは同一視されやすい「造成」と「整地」と「更地」の相違点についてご紹介致します。
結論からいいますと、3つとも普通であれば同じ意味として取扱われることが多いです。
「建物が建てられる土地にする」という見方からネットや書籍、あるいは業者からの説明を受けることになるでしょう。
ですが、「造成」と「整地」と「更地」の定義にはそれぞれ違いがあります。
造成とは「宅地造成規制法」に基づいた申請が避けられない工事行為です。
分譲地を造成して販売したりという、割と規模の大きい建築地をキレイにする工事のことを言い表します。
つまり、真の意味での「造成」はいち個人が行う工事規模などではありません。
不動産業者・ハウスメーカー・大型工事を専門とする業者等が造成を実施します。
しかしながら、崖地や高低差の猛烈な地域では土留め工事を通して宅造法の適用になる工事も起こることはあります。
平均的な地面から高さの一体化もあり、相談者の土地が対象となるかどうかわかりません。
ですが、一般論として150センチ程度の隣地高低差があるケースで、土留めを作るなら要注意です。
宅造法規準となる工事(造成)を行なわなければなりません。
整地とは土地の上にあった住まいを解体した後に土地フラットにする事です。
コンクリート・大きな石・木クズ・ガラスなどを手や重機で壊して調節します。
そのあと重機で踏んで固める「転圧作業」を行い、「整地」は終了となります。
これ以外にトンボを掛けたりホウキでクリーニングをするになる可能性もありますが、これは会社ごとに異なります。
「更地」とは住居や建築物等の定着物がないまっさらな宅地のことを指します。
「状態」を意味する言葉なので、土地がキレイにされているかどうかは規定されていません。
また、都市圏にある「耕作扱いになっていない農地」や「樹木が一切無い山林」については気を付けて下さい。
いくらうわべが土の場合でも宅地とは異なりますから、「更地」とは言いません。
そのため、土地売却をあなた自身が行う予定なら、更地ではなく整地した状態で売り出すのをオススメします。
単に更地で売り払うよりも高い金額で売れる確率が高くなります。
同一視されやすい「造成」と「整地」と「更地」の違いについてご紹介しましたが、
説明したように厳密な意味は異なりますが、3つとも普通であれば同じ意味として扱われることが多いです。
「住宅が建てられる土地(宅地)にする」という視点から使われる傾向にあるでしょう。
ネットの記事どころか、専門誌もしくは業者からの説明でも同義と位置付けて扱われる可能性が高いので注意が必要となります。
実際は「造成」と「整地」と「更地」の定義は違いますが、「宅地にする」という観点から取り組むようにしてください。
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