フェンスは家の中を見えなくするように目隠しの役目も果たしますし、
家のイメージも決定づける大切なものです。
今回はフェンスの設置時に気をつける事柄や高さの目安について見ていきましょう。
フェンスの高さはどうすればいい?
目隠しの意味でフェンスを設置するのであれば、
180cm位あれば通行人に見えないようにできるとされます。
これはあくまでも目安にすぎません。
何を目隠ししたいか、目的によってもフェンスの種類や高さは変わります。
洗濯物を隠したいのか、部屋の中を見られないようにするのか、まず目的を明確にします。
隠したい場所と道路など見られやすい場所との高低差も重要です。
道路より敷地・家の位置が高いなら、フェンスは低くても目隠し可能ですしその逆もしかりです。
実際フェンスを設置する場所をメジャーで測定し、
どれくらい高さがあればいいかは考えましょう。
フェンスの高さは日当たり・風通しなど総合的に考慮して決めてくださいね。
目隠しする場所に適するフェンスを
通行者の多い道路側には、まったく外から見えないようにフェンスを設置すると、
泥棒に侵入された時に死角となるリスクがあるため、ある程度周囲が見渡せるようにしましょう。
一般住宅の床は地面より50cm位高くなっているので、
リビングを目隠しするには、フェンスもそれに対応する高さが必要です。
しかし高すぎても圧迫感が出ますし、風通し・日当たりに影響が及びます。
通気性・採光性を持ったフェンスを選ぶといいでしょう。
人の目を気にせずに庭でガーデニングを楽しみたいなら、
人間が立った状態でも見られないようにフェンスを設置します。
植物の緑と相性がいいのは、木目調で通気性があるフェンスですから、
そういったものを使うのがおしゃれでいいかもしれません。
フェンスの工事はどんな風にやるの?
エクステリアの工事でも人気の施工が、フェンス(外柵)工事です。
この工事はプライバシーを守り防犯対策にもなりますので、
エクステリア工事全体の約2割強を占める人気があります。
フェンス工事に際して大事なのは支柱を立てることで、
支柱にフェンスを取り付けるわけですから、基礎工事がポイントとなります。
またフェンス1枚に基本的には支柱は1本ですが、
コーナー部分や端の部分には支柱を追加して立てなくてはなりません。
設置フェンスの長さ・形によっても支柱の本数は決まります。
フェンスを目隠しで設置する場合、気をつけることや高さの目安についてご紹介してきましたが、
今は洋風・和風とさまざまなデザインのフェンスがありますので、
家のイメージと適合したフェンスをチョイスしてくださいね。