外構工事は新築住宅の建築で失敗例が多い場所です。
新築では間取りや内装、外壁の色や素材など、決めることがいっぱいで、ついつい外構工事は後回しにしてしまうのです。
とはいえ、外構も含めた家の外観は新築の仕上がりにとって非常に重要です。
そこで、外構工事で失敗しないためのポイントをご紹介します。
建物の計画と同時に外構も計画する
家の第一印象を決めるのは外構です。
しかし、外構工事で失敗した多くのケースが建物のプランに集中してしまい、外構のプランニングが後回しになってしまったというケースです。
外構工事は外観の上でも重要ですが、防犯面でも重要ですので、建物と同じタイミングでプランを立てるのがポイントです。
特に屋根や外壁のデザインを考えるときに全体のバランスを考えてエクステリアのパーツ等を決めましょう。
使い勝手を具体的にイメージしてプランニングする
駐車場・駐輪場は使いやすさを重視して
駐車場・カーポートは車の入れやすさ、道路への出しやすさをイメージすることが大切です。
確かに車が入るスペースは確保してあっても、狭くて車庫入れが難しい駐車場ではストレスになってしまいます。
また、家族の自転車を停めるスペースがきちんと確保できているかも忘れずに確認しておくことも重要なポイントです。
コンセント・水道の位置をシミュレーションする
コンセントや水道の位置は失敗すると不便で使いにくいエクステリアになってしまいます。
外構工事では水道が遠くてホースが届かない、コンセントが遠くて車の手入れができない、などということのないように必ず動きをシミュレーションしましょう。
夜のエントランスの暗さ・防犯面
夜間に帰宅したとき、エントランスが明るいか、歩きやすいかもシミュレーションしておきましょう。
また、昼夜問わず、外構工事では防犯面にも注意を払う必要があります。
フェンスの高さは乗り越えにくいものか、見通しは良いか、侵入しにくそうなデザインであるかも考える必要があります。
外構工事はメンテナンスのしやすさも考えることがポイント
外構工事はデザインやスペースの使い勝手だけでなく、お手入れやお掃除がしやすいことも大切です。
おしゃれだからと言って庭木に落葉樹を植えてしまうと秋に落ち葉の掃除で悩まされるかもしれません。
使いやすく快適なエクステリアにすることが外構工事の重要なポイントです。
とはいえ、新築ではさまざまなことを決めていかなければなりません。
1人で悩まず、業者に相談しながら決めると安心です。