念願のマイホームを建てた後にエクステリアに不満を持つ方も少なくありません。
一戸建てを建てるとなるとやはり内装や内部の設備にこだわりたいという方は多いのですが、その反面、外構のデザインなどはおろそかにされがちです。
建物の内部を優先する気持ちはわかりますが、設計段階で外構にも目を向けておかなければ、完成してから失敗したと感じるかもしれません。
実際に生活をするのは内部になるため外構など気にしないという方もいるかもしれませんが、特に庭のスペースを広く取っている場合は後悔する可能性が高いです。
今回も前回に引き続き、実際にあった新築住宅で外構工事をして失敗したと感じたポイントや後悔しがちな点などをまとめてご紹介致しますので、新築住宅を建てる際の参考にしていただければと思います。
▶︎駐車場が使いにくい
車をお持ちのご家庭では、エクステリアに欠かせないのが駐車スペースです。
一戸建て用の駐車場には、大きく
・ガレージ
・カーポート
がありますが、どちらにもメリット・デメリットがあるため、それぞれの使い勝手や駐車する車の台数、敷地の広さなどを考えて設計するようにしましょう。
実は、エクステリアの失敗の中では駐車スペースが思ったよりも使いにくいといった後悔をする方も少なくありません。
・狭くてスムーズに駐車できない
・カーポートと玄関が遠くて雨の日は濡れる
・地面がぬかるんだり滑ったりするのでもう少し考えればよかった
など、後悔するポイントは異なりますが、特に車を毎日のように使うというご家庭では、内装と同時に駐車場の設計にもこだわることをおすすめいたします。
対策:駐車スペースは使い勝手をイメージして設置する
カーポートを設置するにしてもビルドインガレージを造るにしても、まずは実際に使う際のイメージをしっかりと持つことが大切となります。
まだ形がないモノを使うイメージなどわからないという方もいらっしゃるかとは思いますが、設計図を見ながら考えてみると意外に想像できるものです。
気を付けなければならないのは、
・道路や玄関と駐車スペースの距離
・駐車・発車が楽にできる十分な広さ
・楽に乗車・降車ができるか
などです。
さらに
・どのようなスタイルの駐車場が自分の家に適しているのか
・将来的にどれくらいのスペースが必要か
ということまで考えられると失敗が減るでしょう。