有限会社 夏建

新築住宅の外構工事で後悔しないために⑨

 

念願のマイホームを建てた後にエクステリアに不満を持つ方も少なくありません。

一戸建てを建てるとなるとやはり内装や内部の設備にこだわりたいという方は多いのですが、その反面、外構のデザインなどはおろそかにされがちです。

建物の内部を優先する気持ちはわかりますが、設計段階で外構にも目を向けておかなければ、完成してから失敗したと感じるかもしれません。

実際に生活をするのは内部になるため外構など気にしないという方もいるかもしれませんが、特に庭のスペースを広く取っている場合は後悔する可能性が高いです。

今回も前回に引き続き、実際にあった新築住宅で外構工事をして失敗したと感じたポイントや後悔しがちな点などをまとめてご紹介致しますので、新築住宅を建てる際の参考にしていただければと思います。

 

メンテナンスのしやすさは重要なポイント

中には、建物の内部と同じくエクステリアのデザインもしっかりと決め、オシャレな外構を造る方もいらっしゃいます。

しかし、デザインばかりにこだわると後悔する可能性があるため、メンテナンスのしやすさも視野に入れて素材を選ぶようにしましょう。

 

メンテナンスができない庭は維持コストも高くなる

ご自身で気軽に日々のお手入れができるようなエクステリアであれば、定期的に掃除をしたりすることで綺麗に保ち続けることができます。

しかし、自分たちでメンテナンスをするのが難しい場合、またはすぐに汚れが付着するような素材の場合は、毎日のお手入れも大変です。

結果的に専門の清掃業者やエクステリア業者にクリーニングや交換などの依頼を出すことになるため、維持していくにもお金がかかってしまいます

どうせエクステリアの設計を考えるのであれば、美しいだけではなくメンテナンスが楽な庭を考えてみましょう。

 

メンテナンスフリーの庭がおすすめ

最近は、設置してしまえば大掛かりなメンテナンスが不要なエクステリアも人気となっています。

例えば、土の地面はどうしても雑草が生い茂ってしまうため、コンクリートやタイルなどで固めてしまうことで雑草処理の手間が省けます。

もちろん土の代わりの素材が永久的に利用できるというわけではないため、何十年もメンテナンスしなくてもよいというわけではありませんが、少なくとも日々のお手入れをする手間が省けますし、長期的に綺麗な庭を保ち続けることができるためおすすめです。

 

エクステリアで1番大変なのが設置後のメンテナンスです。特に忙しい方にとってはメンテナンスに時間をかけることができないと思いますので、その場合はメンテナンス不要のエクステリアも検討しましょう。