夢のマイホームを持ち、一戸建てで楽しく生活をしているという方も多くいらっしゃいますが、戸建てにはマンションにはないデメリットが存在します。
それは、一戸建ての1階部分は当然地面に接しているため、場合によっては外から家の内部が丸見えになってしまうということです。
そこで、エクステリアを利用して目隠しをするメリットや具体的に目隠しが必要な場所、取り付け方や代表的な目隠しエクステリアの種類を前回に引き続きご紹介いたします。
【目隠しの位置で使い勝手が変わる】
設置する目隠しの位置で、エクステリア全体の使い勝手が大きく変わります。
位置を決める上で初めに考えなければならないのは
・建物全体を目隠しするのか
・部分的に目隠しするのか
という点です。
全体を目隠ししたいのであれば、エクステリア全体を覆うフェンスやレンガなどを利用することになるので次のステップである素材選びに移ることができます。
しかし、部分的な目隠しを考えているのであれば
・どこからどのような視線を防ぎたいのか
・どのような角度で設置するのか
ということも決めなければなりません。
単純に目隠しとしての機能を考えるのも重要ですが、同様にその目隠しが実際に取り付けられたら部屋からの風景はどう変わるのかも想像してみましょう。
例えば、窓にほぼ密着させるように目隠しを設置すれば、外から中の様子は見えませんが、同様に中からも外は見えずに窓の意味がなくなってしまうことがあります。
かといって、目隠しを窓から離しすぎると角度を変えれば内部が丸見えになってしまいます。
角度や建物との距離、設置するエクステリアの数を考えると、選択肢は無限に広がるのでじっくりと考えるようにしましょう。
【目隠しの素材を変えれば雰囲気が変わる】
目隠しの役割を果たすエクステリアとしては、様々な素材が考えられます。
代表的な目隠しエクステリアは以前にも紹介した
・レンガ壁
・ブロック塀
・生け垣
・ラティス
・フェンス
この5つですが、やはり代表的なのはフェンスでしょう。
一口にフェンスと言っても、木材のものから樹脂、スチール、アルミなどなど、様々な素材のものが存在します。
例えば木材を利用すれば温かみを感じることができるかもしれませんが、耐久性を考えるとアルミなどの方が良いのかもしれません。
見た目とともに使い勝手やメンテナンスの大変さなども考えなければならないので、こちらもじっくりと選択するようにしてください。